弁護士 田中 彰寿
たなか あきとし Akitoshi Tanaka
<最終学歴> 金沢大学法文学部法学科卒業
<生年月日> 昭和25年3月26日
<職歴>
- 昭和48年4月 司法研修所入所(第27期)
- 昭和50年4月 日本弁護士連合会 弁護士登録
- 京都弁護士会入会
- 酒見哲朗法律事務所入所
- 昭和54年9月 独立 田中法律事務所設立
- 昭和62年4月 京都弁護士会副会長(1年)
- 平成4年11月 二級建築士試験合格 京都府知事に登録
- 平成14年11月 弁護士法人田中彰寿法律事務所へ法人化
- 平成15年1月 弁護士法人田中彰寿法律事務所
- 草津事務所開設
- 平成17年4月 京都弁護士会会長(1年)
- 平成16年4月 京都産業大学法科大学院教授(14年)
- 平成28年4月 近畿弁護士会連合会理事長(1年)
<現職>
- 下請かけこみ寺相談担当弁護士
- 京都府日中友好協会会長
- 京都府商工会連合会 エキスパートバンク事業相談員
- 綾部商工会議所調停士(法律相談担当)
- 京都信用保証協会監事
<著書>
<代表者よりひとこと>
- 昭和50(1975)年4月に京都弁護士会に登録して以来、弁護士生活も早や42年目を迎えます。
- この間、プラザ合意(1985)による円高への舵取り、バブルの発生と崩壊(1989)、そして失われた20年とまさしく戦後日本の発展と崩壊のなかで弁護士生活を送り、おもに中小企業の法的問題に立ち会い、多くの人たちの悩み事を聞いてまいりました。
- その間、社会は大きく変化してきました。
- 私たち弁護士は従来、裁判規範といわれる基本法を中心として法律業務をしてまいりました。ところが、近年、裁判所以外の場所での法律の問題、そこでの法律専門家としての弁護士への期待が以前より格段に広く、深くなってきています。こうした認識の下、私ども事務所は弁護士が裁判規範の分野のみではなく消費者法、下請代金法、建設業法下請保護条項、民事暴力介入問題、クレーマー処理、労使の交渉、労災申請、行政庁による行政調査の立ち会い、登記事務、特許事務、高齢者との私的財産契約等々の多くの現場での分野へ関与をするべきだと思っています。
- また、社会の主人公も大きく変化してきました。ドラッカーのいうように非営利団体が社会経済活動の重要な要素をしめるようになったということです。それは医療法人、社会福祉法人、協同組合、財団法人、宗教法人など様々な形式をとります。しかもそれらは法的形式にとらわれず私たちの社会活動の重要な主役になってきました。
- 私たちの事務所は、こうした社会の変化の中にあってお客様のために全力で諸問題に取り組みます。
- 私たちの事務所は、発生した問題の解決に努めることはもとより、問題を未然にふせぐこと、さらには、より積極的にお客様の舵取りのお手伝いをさせて頂きたいと思います。
- 私たちの事務所は、そのために、法律問題のみならず、関わる社会経済の問題に興味をもち勉強してゆきたいと思います。
- 現在では、事務所に10名程度の弁護士が所属してくれております。 私の仕事は、こうした事務所の意思を統一し、事務所を導くことです。
- 私は仕事の合間を見つけて郷里の綾部に残された畑と自宅の小さなビニールハウスで野菜作りをしています。立派な農家とは言えませんのでできはよくありません。ただ、亡くなった父が残してくれた果樹のできは悪くありません。まねして父のなくなった年にゆずを植えました。まだ小さい樹木ですが数はたくさんとれるようになりました。
- 今後も皆さんのご支援をよろしくお願いします。
<講習会受講>
- 平成27年 10月7日 産業廃棄物処理業研修会受講
- 平成28年 1月29日 一般廃棄物(ごみ)実務管理者講習受講
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弁護士 田中継貴 代表社員所長就任のお知らせ
2021年4月1日をもちまして、弁護士 田中彰寿が「弁護士法人 田中彰寿法律事務所」の代表社員所長を退任し、弁護士 田中継貴が代表社員所長に就任することをお知らせさせていただきます。
代表社員所長退任のご挨拶
- 私こと田中彰寿、今般 弁護士法人田中彰寿法律事務所 代表社員所長を退任し、弁護士田中継貴に引き継ぐことにいたしました。
- 思えば1972年秋司法試験に合格後、2年の司法修習生を経て1975年4月弁護士登録をし、1979年独立、2004年9月弁護士法人設立、あわせて草津事務所開設と足掛け46年間の弁護士生活を経て来ました。長男である継貴弁護士もすでに弁護士生活11年になり、過日京都弁護士会の副会長も無事任務を全うしましたので、これを機に当法律事務所の所長を交代いたすことにしました。
- 25歳で弁護士に登録後、右も左もわからないまま当時の土地ブーム終焉後の不況と倒産事件の続発、さらにプラザ合意後の土地バブルとその崩壊、その後の日本の奈落の底へ落ちるような経済状態のままリーマンショックを迎え、一体日本はどこへ行くのだろうかと思いながら懸命に弁護士生活を駆けてきた毎日でした。
- そうした中でも、京都弁護士会会長、その後役職にはもう就かないだろうと思っていた後の近畿弁護士連合会理事長の就任など、それなりに思い出深い弁護士生活を送ることができました。
- また、たまたま京都産業大学の司法試験受験のお手伝いをしたことがきっかけで、私の周りに多くの司法試験受験生があつまり、彼等が法曹への道に巣立っていってくれたことは、私にとってとても大きな励ましとなりました。
- 弁護士生活の傍ら中国との友好活動に取り組み、中華人民共和国大阪総領事館のご厚意で会員とともに何度も中国を訪問し、かの国の高度成長を目の当たりにすることができましたことも大きな思い出であります。
- とてもこういう表現がふさわしくないのは理解しておりますが、いままで46年あまりの弁護士生活を大過なく過ごすことができましたのは、皆さまのご支援のおかげと感謝致しております。
- もっとも、所長を交代しましても弁護士としては従前と変わらず事務所に詰め、皆様のお役に立つつもりでおりますのでご遠慮なくご連絡ください。
- 今後も、新所長や当事務所への皆様のご支援を賜りますようお願いいたしますとともに長年のご支援に心から感謝いたします。
- ありがとうございました。
2021年4月吉日
弁護士法人 田中彰寿法律事務所
弁護士 田中 彰寿